令和3年度の 後期学校評価アンケートの集計結果ならびに分析を掲載いたします。
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令和3年度 宮城県仙台南高等学校 学校評価分析
1 実施期間
前期:令和3年 7月12日(月)~令和3年 7月16日(金)
後期:令和3年12月 6日(月)~令和3年12月13日(月)
2 実施形式
25の質問項目に対して「よく当てはまる」「だいたい当てはまる」「あまり当てはまらない」「当てはまらない」の4段階で回答するアンケート形式で,生徒,保護者及び職員それぞれを対象として実施した。実態に即していないと考えられる質問項目について,年度途中ではあったが変更を行った。(「読書活動の推進」→「図書館の整備」,「学習時間記録」→「学習時間調査」)
3 分析方法
4段階の回答のうち,「よく当てはまる」「だいたい当てはまる」の2段階の回答を合計した割合を肯定的評価の割合として「A(85%以上)」「B(70%以上~85%未満)」「C(60%以上~70%未満)」「D(60%未満)」に分類して前期と後期の比較,および前期後期の平均の過年度比較の分析を行った。
【年度内比較】
前期と比較してA~Dの分類が低評価へ変動した項目は生徒1(施設設備の整備),保護者4(学力・授業,進路指導,施設設備の整備,進路行事),職員1(総合的な探究)であった。施設設備については,教室へのプロジェクターの整備(昨年度)やエアコンの整備(今年度)が進められているところではあるが,2月の福島県沖地震の災害復旧工事の予算配当に時間がかかり,破損箇所が応急措置を施した状態で12月までの長期間続いたことなどが影響しているものと推察する。
【過年度比較】
前期後期の肯定的評価の割合の平均をA~Dの4段階に分類したものを過去3年間のものと比較すると,令和3年度は生徒・保護者におけるC,D評価が初めて0となり,A評価の割合も生徒・保護者・職員の全てで最も高かった。また,例年評価が低い傾向であった「特色ある学校づくり」や「総合的な探究の時間」に関する項目も改善傾向にあり,総合的な探究の時間における「公孫樹プログラム」の充実が寄与しているものと推察される。一方でB評価が続いている項目もあり(「特色ある学校づくり」「施設設備の整備」「いじめ早期発見」「学習時間調査」「課題と主体的学習」「総合的な探究」),継続して改善に向けて取り組みたい。