学校長挨拶

宮城県仙台南高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

本校は、昭和52年(1977年)に開校して以来、「英知」「調和」「自律」の校訓のもと、「英知の開発と陶冶」「調和的人間の育成」「自律的態度の涵養」の3つを教育目標に掲げ、未来を担う青年として、高い知性と幅広い識見をもち、情操豊かな実践力に富む人間を育成しています。今年で創立48年目を迎えます。

基礎的・基本的な知識や技能の習得はもちろんのこと、ICT機器を効果的に活用しながら、主体的・対話的で深い学びを実現することで、思考力・判断力・表現力等を育成するほか、学ぶ意欲を喚起し、学ぶ方法を身につけ、主体的に学び続ける態度を育成するなど、これからの社会を生き抜くための確かな学力を育んでいます。

また、総合的な探究の時間における「公孫樹プログラム」では、1年生おいて地域を学びの場として捉え、地域と連携した探究的な学びを進め、問いの立て方や課題研究の手法を学びます。2・3年生においては、生徒それぞれのテーマに沿って、仮説を立て、実証し発表する流れを通して学習を進め、探究する力を育んでいます。

さらに、生徒を中心とした学校行事の企画・運営により、自主性や主体性を育成するとともに、部活動など他者との関わりを通して、生徒たちは自らの可能性に挑戦したり,困難から立ち直るしなやかさを獲得したりしています。

 

「学力を向上させたい、部活動に精一杯励みたい、高校生活を充実させながら進路目標も達成したい、・・・・・」。中学生の皆さんには様々な願いがあると思います。その願いは一つではないかもしれません。欲張りになっていいのです。「総合力は南高で」をキャッチフレーズに、私たち教員は生徒たちを最大限にサポートします。

広瀬川や大年寺山などの自然に囲まれ、四季折々の美しい自然を感じることのできる広大な敷地の中で3年間を過ごしてみませんか。詳しい内容は,ぜひホームページにあるバナーをクリックしてご覧ください。

 

令和6年4月

 

校長 熊谷 聡也

 

校訓

・英知 知性の開発と陶冶

 日常の生活を通して、優れた知的判断力を磨き、各自が状況の変化に対応できる英知を身につけさせる。

 

・調和 調和的人間の育成

 豊かな情操と寛容さを備え、バランスのとれた円満な人格の形成を目指す。 

 

・自律 自律的態度の涵養

 自己の欲求を適切に調整し、自ら積極的に環境に適応できる自主・自律的人間の育成を図る。

校章

 本校の校木として定めた公孫樹の葉をデザインしたもので、四季の変化に対応しながら強靭な生命力を持ち、又秋に美しく紅葉するこの樹葉は、強固な意志と積極性並びに調和を目指す人間形成を象徴している。
 また樹葉の三つの組み合わせは、英知 調和 自律の本校の三大教育目標を図案化したものであり、校章全体の構図の中で本校教育の理想を表現している。

校歌

作詞 大矢 巖夫
作曲 片岡 良和


1.ひらけゆく宮城野みやぎの遠く

みね高し蔵王ざおうの山の

永遠とわゆる理想のしるべ

あおぐひとみあかく燃えて

求めゆく英知のあかり

 

2.陽光ひかりみつ百代ももよの里の

すがし広瀬のほとり

流れつきぬ青氣せいきひびき

豊かなる調しらべに和して

ここに集ふ若き生命いのち

 

3.しづもれる古き陵辺おかべ

ひさし歴史の跡の

たくましき公孫樹いてふさとし

自律の意志こころともにみがきて

はるかなりわれらが希望のぞみ

 

学校行事

運動会、体育大会、南高祭などの行事は、実行委員会や生徒会などの生徒が主体的に企画・運営をしていきます。生徒の多様な活躍の場があり、様々な経験を通して、自主的に行動し物事を遂行していく力を身に付けていきます。