2020年4月の記事一覧
2021年「共通テスト」に向けて
共通テストに向けた対策8ヶ条 1 基礎力を固める 2 思考力を鍛える 3 初見問題への対応力を養う 4 時間感覚を磨く 5 弱点を解消する 6 模試を活用する 7 本番に強くなる 8 PDCAサイクルを回す |
1 基礎力を固める
土台がしっかりしていれば、どんな問題でも突破口を見出せる!
【基礎力を深めるためには】
①「理解する→覚える→問題を解く」を1組として学習する。
②「まとめノート」を作って要点を自分の言葉で書き表す。
③複雑な内容や図は表にして関連や流れを整理する。
④学んだことを他の人に説明し、自分の理解度を確かめる。
2 思考力を鍛える
新しいタイプの思考力問題に対応できる学力を身につける!
【思考力を鍛えるためには】
①問題形式にこだわらず、様々なタイプの問題を解く。
②理解・整理・関連づけを意識し、思考に使える知識を増やす。
③典型問題を演習して解法や知識活用の基本を学ぶ。
④友人とプレゼンテーション&ディスカッションの練習する。
⑤新聞やニュースを毎日見る。読書を習慣化する。
3 初見問題への対応力を養う
初めて見る問題に対処できるかどうかが本番の得点を左右する!
【初見対応力を高めるためには】
①土台となる基礎力を充実させる。
②多様なタイプの問題に触れ、解答へのアプローチの引き出しを増やす。
4 時間感覚を磨く
試験時間を効果的に使うための対策も早くから実行しよう!
【時間感覚を磨くためには】
①普段から時間を決めて学習する習慣を身に付ける。
②問題を解くときも時間を意識し、解答後、時間の無駄を省くより効率的な解き方を検証する。
③模擬試験は絶好のチャンス。受験のたびに時間配分や解答の手順を十分に振り返る。
5 弱点を解消する
失点につながる学力の穴を埋め、1点でも多く!
【弱点を解消するためには】
①「見つける」 …弱点を検証して発見する。
②「対策する」 …原因に応じて最適な対策を考える。
③「まとめる」 …専用のノートに「弱点+対策」をまとめる。
④「反復する」 …何度も見直したり解き直したりして弱点を完全に解消する。
6 模試を活用する
過去問のない共通テスト、模擬試験が重要な対策手段になる!
【模試の効果を最大限高めるためには】
①本番のつもりで真剣に受ける。
②受験後、1題1題を念入りに復習し、共通テスト型問題の特徴や解き方を研究する。
③自分の課題や弱点を徹底的に分析し、確実に補う。
④得点結果に一喜一憂しない。
7 本番に強くなる
一発勝負を制するために、今から本番対策をスタートしよう!
【本番に強くなるためには】
①模試などで本番に近い環境・状況を十分に体験しておく。
②その環境・状況における自分のメンタル状態、起こり得るミスやトラブルなどを知り、対処の方針を用意しておく。
③普段の学習の中でも、アウェーな環境で勉強する。
8 PDCAサイクルを回す
「Plan→Do→Check→Act」で目標達成にアプローチ!
【PDCAサイクルをうまく回すためには】
①Plan(計画)…目標達成への学習計画を立てる。現状学力の確認、得点目標の設定、全体(長期)の計画作成、当面(中期・短期)の計画の具体化。
②Do(実行) …計画した学習を期日内に行う。ノルマと進捗の「見える化」、毎日一定時間勉強する習慣の確立、学習環境の整備。
③Check(評価)…成果を確認し、その要因を検証する。毎週末や模試受験後など定期的な実行、失敗・成功の原因検証、学習記録の蓄積。
④Act(改善)…最適な改善策を検討し、計画を修正する。学習方法・使用教材・学習量の検証、学習内容やその重要度・優先度の検証、到達目標や各学習期日の検証。