学校の様子

学校の様子

2学年 英語の課題について

2年生の英語の課題「Next Stage」について問い合わせがありましたが,全体で共有した方が良いと思われる内容でしたのでホームページに掲載します。以下のように取り組んでください。

「NextStage Best Trainer」 は書き込むために購入した冊子なので,直接書いて使用して下さい。

 逆に「Next Stage」の本冊は繰り返し解き直せるよう,書き込まないことをお勧めします。

3学年生徒のみなさんへ(連絡)

3学年主任からのお知らせです。

 登校日から1週間が経ちましたが、皆さんは元気に過ごしているでしょうか。規則正しい生活習慣を保ち、時間割どおりに学習を進めることができていますか。多くの人が、不安や焦りに苛まれているのではないかと思います。このような長い時間を自宅で過ごすことは,人生の中でめったにない経験でしょう。この機会に読書習慣を身につけてみてはどうでしょう。読書経験は教養を豊かにします。まだの人には読書の楽しさにも気づいてほしい。今はとにかく、できることを確実に実践し、各自、感染拡大終息と5月連休明けの学校再開を待ちながら、体力・免疫力と学力の向上に励んでください。

なお、学習には計画が大切です。1週間分まとめて、曜日のメリハリをつけながら1日30分単位の計画でかまいません。無理のない計画を立て、実行し、実施できたら自分を少しだけほめてください。

※物理選択者へ
「4/15にプリントで指示した課題(レッツトライノート物理Vol.2 P22~35)について、5/7に提出」

※地理B選択者へ
 データブック2020(ピンク冊子&4/15配布済)中に「臨時休校中課題」指示プリント1枚が挟まっています。そこで課題となっている問題集(文理)&ワーク(文系)を、5/7(木)or次の登校日に必ず持参し、髙聡へ提出してください!文系は問題集&ワークの、理系は問題集のみの提出。課題の中身=出来・不出来も重要しますので、ご注意を!

※日本史選択者へ
臨時休校開けの授業で予定していた実力テストは中止し、最初から通常の授業を進度を速めて行います。各自、教科書を読み進め予習しておいてください。目安として、文系はp269~299、理系はp1~p33まで。

※進路指導部より
「大学入学共通テスト」に関するプリント(2種類)を作りました。少しでも皆さんの学習の励みになれば幸いです。プリントはHPよりダウンロードできます。「大学入学共通テストに関するプリント(進路指導部より)」というタイトルでアップしておきます。ぜひご活用ください。 

仙台南高等学校 校長 大石 正芳

 

2021年「共通テスト」に向けて

共通テストに向けた対策8ヶ条

1 基礎力を固める

2 思考力を鍛える

3 初見問題への対応力を養う

4 時間感覚を磨く

5 弱点を解消する

6 模試を活用する

7 本番に強くなる

8 PDCAサイクルを回す

1 基礎力を固める
土台がしっかりしていれば、どんな問題でも突破口を見出せる!
【基礎力を深めるためには】
①「理解する→覚える→問題を解く」を1組として学習する。
②「まとめノート」を作って要点を自分の言葉で書き表す。
③複雑な内容や図は表にして関連や流れを整理する。
④学んだことを他の人に説明し、自分の理解度を確かめる。

2 思考力を鍛える
新しいタイプの思考力問題に対応できる学力を身につける!
【思考力を鍛えるためには】
①問題形式にこだわらず、様々なタイプの問題を解く。
②理解・整理・関連づけを意識し、思考に使える知識を増やす。
③典型問題を演習して解法や知識活用の基本を学ぶ。
④友人とプレゼンテーション&ディスカッションの練習する。
⑤新聞やニュースを毎日見る。読書を習慣化する。

3 初見問題への対応力を養う
初めて見る問題に対処できるかどうかが本番の得点を左右する!
【初見対応力を高めるためには】
①土台となる基礎力を充実させる。
②多様なタイプの問題に触れ、解答へのアプローチの引き出しを増やす。

4 時間感覚を磨く
試験時間を効果的に使うための対策も早くから実行しよう!
【時間感覚を磨くためには】
①普段から時間を決めて学習する習慣を身に付ける。
②問題を解くときも時間を意識し、解答後、時間の無駄を省くより効率的な解き方を検証する。
③模擬試験は絶好のチャンス。受験のたびに時間配分や解答の手順を十分に振り返る。

5 弱点を解消する
失点につながる学力の穴を埋め、1点でも多く!
【弱点を解消するためには】
①「見つける」 …弱点を検証して発見する。
②「対策する」 …原因に応じて最適な対策を考える。
③「まとめる」 …専用のノートに「弱点+対策」をまとめる。
④「反復する」 …何度も見直したり解き直したりして弱点を完全に解消する。

6 模試を活用する
過去問のない共通テスト、模擬試験が重要な対策手段になる!
【模試の効果を最大限高めるためには】
①本番のつもりで真剣に受ける。
②受験後、1題1題を念入りに復習し、共通テスト型問題の特徴や解き方を研究する。
③自分の課題や弱点を徹底的に分析し、確実に補う。
④得点結果に一喜一憂しない。

7 本番に強くなる
一発勝負を制するために、今から本番対策をスタートしよう!
【本番に強くなるためには】
①模試などで本番に近い環境・状況を十分に体験しておく。
②その環境・状況における自分のメンタル状態、起こり得るミスやトラブルなどを知り、対処の方針を用意しておく。
③普段の学習の中でも、アウェーな環境で勉強する。
  
8 PDCAサイクルを回す
「Plan→Do→Check→Act」で目標達成にアプローチ!
【PDCAサイクルをうまく回すためには】
①Plan(計画)…目標達成への学習計画を立てる。現状学力の確認、得点目標の設定、全体(長期)の計画作成、当面(中期・短期)の計画の具体化。
②Do(実行) …計画した学習を期日内に行う。ノルマと進捗の「見える化」、毎日一定時間勉強する習慣の確立、学習環境の整備。
③Check(評価)…成果を確認し、その要因を検証する。毎週末や模試受験後など定期的な実行、失敗・成功の原因検証、学習記録の蓄積。
④Act(改善)…最適な改善策を検討し、計画を修正する。学習方法・使用教材・学習量の検証、学習内容やその重要度・優先度の検証、到達目標や各学習期日の検証。

特集「大学入学共通テスト」~「センター試験」とどう違う?~

本年度より、「大学入試センター試験」に代わり「大学入学共通テスト」が導入されることとなりました。
共通テストは、従来のセンター試験とどのように異なるのでしょうか?
国語・数学ⅠAの記述式問題については導入の延期が発表されましたが、他の点についても再度確認しておきましょう。

1 全般について

○日常生活や社会の事象を意識した素材が出題され、思考力・判断力・表現力をより問う問題が出題される。
○文章、グラフ、図表、イラスト等、「複数の資料」を読み取り、情報を統合・考察する問題が出題される。
○「正解がない場合は、ゼロにマークせよ」という問題が出題される可能性がある。(※あくまで「可能性」。)

2 各教科について

(1)英語

○「筆記」「リスニング」という呼び名が「リーディング」「リスニング」となる。
○配点が「リーディング100点」「リスニング100点(これまでの2倍!)」となる。
(※ただし、この点数をどう利用するかは大学により異なる。 例:東北大3:1 東京大7:3)
○リスニングに「1回読み」が登場する。(これまでは「2回読み」。)
○問題文がすべて英文になる。
○単語量増加で難易度が上昇する。

○発音、アクセント、語句整序等は、単独では出題されない。
○英語の知識を、実際のコミュニケーションの中で、目的、場面、状況などに応じて適切に活用できるかどうかを測る問題が出題される。

(2)国語

○契約書類など実用文も出題される予想。

(3)数学

○「数学Ⅰ」「数学ⅠA」の試験時間が60分から70分になる。
○数学の知識だけでは解けない問題(国語力が問われる問題)が出題される予想。

(4)理科

○専門科目で選択問題がなくなる。
(センター試験では最後の2大問が選択問題だった。
しかし、共通テストではすべての問題を解く必要がある。)

(5)地歴・公民

○教科内の複合分野の出題が増加する可能性がないわけではない。
 (日本史において、世界史的な視点から考察する問題がプレテストで出題された。)