学校の様子

学校の様子

「令和3年度 進路講演会」報告

9月22日(水)、全校生徒を対象とした「進路講演会」がリモートにて実施されました。今年度、講師としてお迎えしたのは、「国境なき教師団」として途上国への教師派遣事業を行う非営利教育支援団体「CIESF(シーセフ)」副理事長の松岡和久(まつおかかずひさ)さんです。松岡さんからは、「日本のソフトパワー」というテーマで、国際社会における日本人への高い評価、あるいは、世界で評価されている日本の素晴らしい文化や風習についてお話をいただきました。VUCAと呼ばれる予測困難な時代を乗り切る上で、日本の持つこの「ソフトパワー」こそが大きな鍵となるのだと力説される松岡さんの言葉に、日本人としての自信と誇りを再認識させられたような気がします。私たちにとってはごく当たり前だと思われる行為であっても、他の国では、尊敬に値する行為として絶賛され、お手本とまでされているという事実を知り、国際協力・国際支援の在り方について認識を新たにするとともに、こうした素晴らしい日本の文化を、日本人の一人として、これからも大切にしていこうという気持ちが強く湧いてきました。今年度は、残念ながらリモートによる実施とはなりましたが、学びの多い、充実した時間となりました。(進路指導部)

「志望理由書・面接・小論文対策 特別セミナー」報告

去る7月21日(水)、学校推薦型選抜・総合型選抜の受験を希望する3年生を対象とした標記セミナーが合同講義室にて実施されました。この日参加した生徒は98名。セミナーでは、はじめに進路指導部より志望理由書作成上のポイント、面接試験対策、小論文試験攻略法などについて2時間程度の講義がなされました。その後、昨年度、学校推薦型選抜・総合型選抜で合格した先輩方6名(直接来校4名・ZOOM参加1名・手紙参加1名、東北大・宮城教育大・宮城大合格者)より、合格まで道のりや心構え、具体的な対策方法等について、お話をいただきました。セミナー終了後も、先輩方のもとに集まり、熱心に助言を仰ぐ参加生徒の姿が見受けられました。

「令和3年度 第55回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会」報告

 去る7月18日(日)仙台多文化共生センター(仙台国際センター1F)にて「第55回宮城県高等学校国際理解生徒研修会」が行われ、県内の公立高校・私立高校より生徒約60名が参加しました。本校からは、プレゼンター2名、実行委員5名の計7名が参加しました。第1部では、仙台南高校および仙台二華高校の生徒による国際理解をテーマとしたプレゼンテーションが行われ、本校からは3年生の生徒2名が「総合的な探究の時間」における研究の成果を発表しました。第2部では、「食を通してバングラディッシュの文化を普及する」をモットーに仙台市内でカレー店を営むアブドウラ・アル・マムンさんを講師としてお迎えし、バングラディッシュの文化について理解を深める講演会が行われました。マムンさんは、母国バングラディッシュの大学で学んだ後来日。長崎や名古屋での一般企業での勤務を経て、仙台で現在のお店を開業するに至りました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年度も開催時間や参加人数に制限のある中での実施となりましたが、異文化について知る貴重な機会となりました。

貧困国への団地建設を訴える本校生徒のプレゼン

「児童労働」をテーマとした本校生徒のプレゼン

実行委員5名(うち1名副実行委員長 本校3年生)

アブドウラ・アル・マムンさんの 講演